星守る犬村上たかし

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掲載誌
漫画アクション
連載期間
2008年8月5日号~2009年11月17日号
出版社
双葉社
ジャンル
人間ドラマ
巻数
1~10巻完結
この漫画の名言数 2
星守る犬

この漫画の名言一覧

  • 星守る犬・村上たかし
    無理やり引っぱらず 気の済むまで ガードレールやら
    縁石やら電柱のにおいをかがせてやればよかった
    もっと…恐れずに愛すればよかった…

    by奥津京介/星守る犬第1巻より引用

  • 星守る犬・村上たかし
    「星守る犬」だな
    「守る」っていうのは「じっと見続けてる」っていう意味
    決して手に入らない星を物欲しげにずっと眺めてる
    犬のことだよ

    by奥津京介/星守る犬第1巻より引用

この漫画のココが面白い!レビューと豆知識

おとうさんとハッピーの旅を描いたあまりに切ない物語


「おとうさん」に拾われた捨て犬・ハッピー。
ハッピーはすくすくと成長するも、おとうさんをとりまく環境は激変。

仕事を失ってしまい、命に関わる病気を患い、妻も娘も家から出て行ってしまったおとうさんは、
身の回りのものを売り払い、車に乗って愛犬と旅に出ます。

最初は気ままにも見えた一人と一匹の旅。
でもその旅の結末は、あまりに切ないもので…。

『ぱじ』でも話題となった村上たかしの作品は要注目!


『漫画アクション』で連載され、とにかく泣ける!と話題となったコミックです。
孫を一人で育てるおじいちゃんと、その幼い孫のほのぼのとしたやりとりを描いた『ぱじ』でも、
「こんなに感動する四コマは初めて」と漫画ファンの間で注目されました。

短編集であり、単行本が2冊発表されています。
さらに、2011年に実写映画が公開されました。

この映画では、おとうさんを西田敏行が演じています。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品である以外にも、
国内外で様々な賞を受賞しています。

短編集の『星守る犬』、どのエピソードも魅力的


この漫画のタイトル『星守る犬』の意味。
それは、犬は物欲しそうに天やそこに散らばる星を眺めている。
その姿から、手に入らないものに焦がれる人のことを指しているとのことです。

冒頭からラストまで、ほのぼのとしたとしたイラストとギャップのある、
シリアスなストーリーが連続して続きます。

愛犬家にはたまらない、ハッピーの忠実さと健気さ、愛らしさを見ていると、
自然と溢れてくる涙を止められなくなるはず。

おとうさんも、ありふれた普通のおじさんという感じで描かれてはいますが、
無骨な優しさに満ちています。ラスト間際の展開はとにかく衝撃的ではありますが、
ハッピーがおとうさんと最後までいられて幸せだったんだな…
ということがよくわかり、また涙が浮かんできます。

ちなみに、ハッピーとおとうさん以外のキャラクターが中心となり、
展開していくエピソードもありますが、こちらも必見です!
思いっきり泣きたい、感動したいという時にはこちらを手に取ってみて下さい。

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