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親孝行したいと思わず感動!ボクシングだけじゃない「はじめの一歩」の魅力

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・はじめの一歩 セル画 No.1612

「親孝行したいときには親はなし」とは昔からよく言ったものですが、
実際親孝行しようと思うと、照れくさいし中々素直にできませんよね。
仕事や家庭、自分のプライベートに追われてついつい親のことは後回しにしがちです。

いつでも親孝行したいとは思っているのですが、一度機会を逃してしまうと
親孝行するキッカケがなかなか掴めないのも事実です。

そんなときに私がおすすめするのがボクシング漫画である『はじめの一歩』です。
この漫画の魅力はボクシングだけじゃないんです!

親孝行したいときには『はじめの一歩』!?

はじめの一歩第13巻P40より引用

本作では元々は気の弱いいじめられっ子だった一歩が
本当の『強さ』を知るために様々な困難を乗り越えていくわけですが、

実は主人公の一歩と母のエピソードは
二人の強い絆、親子の理想的な姿を
たびたび感じさせてくれるのです。

一歩は父を早くに亡くしたため、母が営業している釣り船屋家業を手伝い、
高校に通いながらもとうとう全日本新人賞の座を掴みとります。

一歩の成功はもちろん彼自身の努力、ジムの会長や仲間たちの尽力もあるのですが、
一歩の母である寛子の深い愛にも支えられているのです。

息子のボクサーとしての名誉より、身体を心配する母の深い愛

はじめの一歩第13巻P53より引用

一歩の優勝を祝う祝賀会にて、一歩はお祝いの場を脱け出して
こっそり母へと電話をかけます。

彼女は一歩がボクサーになりたいと言い出した時も
「やりたいことをとことんやりなさい」
と心よく送り出してくれた理解ある母でした。

一歩が試合で履くためのトランクスを仕事の合間に縫ってくれたり、
試合前にゲン担ぎの料理を作ってくれたりと献身的に一歩を支えてくれるものの、
息子が殴られる試合を見るのは気が引けると一度も試合は見に来たことがありません。

一歩は優勝兼最優秀新人賞を取れた喜びやスゴさを母に熱弁するのですが、
母は一歩の賞や成功の話にはあまり興味を示さずに、こう聞くのです。

勝ち負けはいいよ それより体はどうなんだい?
ケガは?それだけが心配だよ

ボクサーとしての名誉ある賞よりも、一人息子の体を一番に心配する深い母の愛。
ただ元気であればいい、ケガがなければいい…。

そんな一歩の母の心が表現されたこのシーンでは、
一歩が優勝を掴みとったときよりもぐっと心を動かされます。
読むたびに、親から子への愛情の深さを思い知らされるのです。

一歩親子から学ぶ、親孝行への『はじめの一歩』

はじめの一歩第13巻

最後に母は一歩に「おめでとう」とただ一言を送ります。
一歩はそれに微笑み「ありがとう、母さん」と答えるのです。

母想いの息子と息子想いの母。電話では言葉少なだけれども、
底に流れる母子の絆はしっかりと伝わってきます。
だからこそ母が言う「おめでとう」という言葉の重みは何よりも強く心に響くのです。

『はじめの一歩』にはボクシングのことだけでなく
こうした家族の絆がしっかりと描かれています。

一歩親子の絆の深さ、それは私が理想とする親子の姿でもあります。
最近親孝行忘れがちだなと思う方は、 ぜひ一歩親子を見習って
親孝行へのはじめの一歩を踏み出してみて下さいね。

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